2010/06/11

町田宗鳳

本は、基本的に「ナナメ読み」。

キーワードを拾い上げて、フックしたら付箋を付けて、読後もう一度付箋をチェック、さらにフックが強ければ手帳にメモる。
一般的なビジネス書であれば、早ければ2~3時間でナナメ読んで終ってしまったりする。

3/29のブログ「禅の名言」と一緒に、尊敬する弁護士先生から頂いた本。

寝る前に、1日2ページづつ位のペースで読んでいる。
ただ今、2周目。普段のナナメ読みとは、真逆。自身初の丁寧な読み方で、寝酒ならぬ寝本状態。

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家族のこと、職場のこと、自分の健康のこと、どれ一つとってもジブンの思い通りにはいきません。
「百時如意(すべてが思い通りになること)」どころか「百時不如意」です。・・・・

そうです、人間は大なり小なり、八方塞の中で生きているのです。でも、その現実は、どうしようもありません。1センチたりとも動かせないのです。

となれば、制約は制約のままで、どれだけ屈託なく、自由に晴れ晴れと生きていくか、それで人間の値打ちが決まります。
自由を得るか得ないか、ジブンの心のもち方次第ということになります。

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言い回し(書き回し?)は、ちょっとキツイ印象を端々に感じても、それがとても小気味良く、実際に語りかけられている様。
穏やかに寝入れる、自身にも珍しい良本です。



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