2019/12/17

オンとオフ


オンとオフ

仕事と休み

そういう関係性だと思っていました。
正確にはそれを「世の中的な常識」と捉えていたほうが近いかもしれません。

その関係性、違いますね。

持病再発の背景には、身体の休息よりは、仕事優先で体力をつかっていたと、思われる節はありました。しかし、意識の休息となると・・・休みをとりたいと思う疲労感・倦怠感は、気持ちはあまりありませんでした。

仕事が楽しいワーカホリックであることを差し引いても、建築士・建築デザインという仕事柄、どこにいっても、なにをやっても、なんだかんだ「仕事=ものづくり・イメージづくり」にはつながってしまう・・・

オンとオフ の時間は

アウトプットとインプット の時間

オフ=休み→完全な仕事との離隔には、なかなかなりません。

一時期、「オフ」にはスケッチを描いていました。好きな旧車を、好きなお絵描きで戯れる。そんな感じで始めました。
しばらくして、夢中になっているとスケッチの最中に「絵を描く行為以外の意識が飛ぶ」感覚を覚えました。
これが「無心」と思える程、対象以外の意識がありません。それはとても心地よく、雑然とした日常から離れている感覚でした。

自分はその感覚を「日常から離れる=オフ」と捉えていました。
仕事のお休みにしていた、スケッチでしたし。

しかし、しばらくして、その「無心」の時間を迎えるには、それなりのエネルギーがいることに気がつきました。休むつもりが、休めない。しかも、単純に「楽しむ」から、無心を「求める」ようにもなり、だんだんと、そこに至る経緯⇒スケッチ、が重たくなってきました。

いくら休みといっても、何事も脱力のままでは、何もできない。
やっぱり「オフ」は、「オン」でもあったのです。

オンオフは、結局「向き合い方」。

仕事と休みの関係性ではないですよね。



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