2011/03/29

LED照明、実際の収支。



実際に設計しているプロジェクトでの、LED照明導入の試算表。
改装案件で、これまで使っていた照明器具と、新規LEDとの比較。

グラフの赤い線がLED、緑線が既存の水銀灯。
イニシャル+ランニング合算で、収支計算。
この計算だと、導入後2年以内で収支が転換し、LEDの方が断然お得な計算になる。

400平米程度の店舗デザインでの検討。
この計算表は「ベース照明」と呼ばれる「空間全体の明かり」。
全体照明なので、ランニング・コストでのインパクトが非常に大きい。
机上の計算とはいえ、2年でペイできる勘定であれば、イニシャルで多少の割高感があっても採用できる。

詳細についても検討をしていて、間接照明用の部分だけだと5年ではペイに至らず、LEDより、蛍光灯の方がまだ有利という結果もあった。

しかし、「部分使用で蛍光灯を入れてしまうと、結果的に玉換えなどスタッフの労力となり、見えないコストが発生する。」という判断から、間接照明もLEDとなり、トイレを除く全てで採用が決定した。


これからは、より加速度的にLED採用案件が増えるだろう。

そして、今後しばらく、この店舗の電気代をリサーチさせて頂くことになる。





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