2014/01/10

リフォームで大事にする事。


新年早々のリフォーム工事案件がまとまりました。
御高齢の御夫婦のお住まい、水回りの老朽化に伴う改修に、バリアフリー要素を付加。
元々は街の電気店でのリフォームを検討されていましたが、設備機器を新しくするだけの工事だったようです。
結果的に、交換を予定していた設備機器にはまだ充分使えるものもあり、交換機器数は少なくなりました。その分、段差解消・手摺の設置、暖房機器の追加などの「身体にやさしい」建築的な要素を増やしています。
機器が新しくなれば気分は良くなるのでしょうが、本来の心地良さは、その御家庭ににあった空間を創る事です。

立ち位置は、住まい手。そのため、どのポイントを押えるべきかが、設計ノウハウ。

そしてもう一つ重要なのが、設計と優良工務店との連携です。
連携することで、かなり「つっこんで」コストバランスを安値ベースで提案出来る事と、現時点での課題は、納期。

消費税駆け込みで、本年度内の建築業界は、異常な状況にあります。職人も殆どが新たに確保するのは難しく、そろそろ消費税UP前契約は最後のタイミング。

協力してくれたのはよく知る老舗の工務店。地域に根差して、現在は3代目。設計の意図もよく理解してくれています。
おかしな業界状況でありますが、住まい手立ち位置のリフォーム提案が要望納期でまとまり、設計者として一安心です。


AIZの家づくりWEB http://www.my-onlyhouse.com/


2014/01/05

法人化10年、創業12年の新春



あけまして、おめでとうございます。
皆様良いお年をお迎えの事と存じます。

2014年は、、、

昨今の建築業界の景況感は、アベノミクス効果といより、消費税増税前の駆け込みが現実です。年度明けの増税後がいよいよ建築業界の正念場(特に住宅系)であり、安部政権の本番。
商業、事業系建築では増税の影響はあまりでないように予想されますが、元々建築自体が縮小産業ですから、楽観も出来ません。

新年早々厳しい話題ですが、そんなご時世だからこそ、多様性と画一化の両極の流れが、より際立ってくるように思います。
どちらが良い悪いという二元論でなく、個人の価値観、企業理念に基づいた立ち位置によるもので、同一人物、同一企業の戦略でも並列し内在し、その「こと・とき・もの」で其々に選択されています。
そして、これからは、より一層、多様性は意識的に顕在化、画一化は潜在化され、より混沌とした価値基準が、それぞれに形成される傾向が強くなります。

そこで、アイズの2014のデザインキーワードは「価値観の見える化」。

何のために見せるのか?この根本的な意識が、従来の設計常識とは異なっきています。商業や事業建築だけでなく住宅でも。
意識が違えば、デザインも当然異なります。その「価値観の見える化」へのデザインアプローチには、もう一つのキーワードがあり、それは・・・

続きの核心部分は、お会いした時にでも(^^)

2014は、法人化10年、創業12年の新春となります。
どうぞ本年もよろしくお願い致します。

AIZ DESIGN WEB www.a-iz.co.jp