2010/08/31

スケッチの机の上。



スケッチに、のめり込むと机が、、、、ぐちゃぐちゃ(^_^;)。
気持ちが、はいっているなら、まぁ、良しと。。。。


プレゼンはパソコン作成でも、アナログ感性はなくならない。。。。(^_^)。




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2010/08/30

夏休みのやり残し。。。



本当は、春休みの約束だった「ガンプラをつくる」。私の体調不良で実現せず、夏に延期。
子供の夏休みも終わってしまって、ギリの8月最後の日曜日、子供と一緒にガンプラを買いに。。。。(^_^)

予てより、小4ムスコが欲しがっていた「OOガンダム」。
これまで、比較的簡単なガンプラを造っていたが、パーツの細かいモノに挑戦。

元々、去年の暮れにカミサンが「ガンプラを造らせたい」と言い出した。
小4ムスコ(当時小3)は、ちょっと不器用と言うか、功を急いて早とちりをしてしまうタイプ。
ばあちゃんのボランティアに付き合って、外人向けのおりがみ教室などやったりするが、すぐに「やっつけ」ようとして、今ひとつきれいに仕上がらない。
自由な発想も良いが、プラモデルは図面どおりでないと組み上がらない、「手順を丁寧に積み重ねる」ことも大事だからと、相成った。

子供ながらに「かっこいいロボ」を組立てるのは、かなり楽しかったらしく、正月休みに2個目を作ることになった。
実は、十何年ぶりに見たガンプラに、私の方にも火がついていた(^_^;)。
最近のプラモデルは、塗装をしなくても、プラ自体に細かい色分けがされていて、素組みでもナカナカの出来栄え。
その正月には子供に「ガンダム」私に「Zガンダム」。
さらに私が、もっとかっこよくと「はじめてのガンプラ」なる本を購入し、、、、、その本のモデルになっていたのが「OO」。
実は、正月の私の「Z」は未だ未完。その本のように、艶消し塗装を施すつもりで、随分ゆっくり造っている。(本当は、手が回っていないだけなのだが。。。(^_^;))

しかし、それが功を奏したのか、今回、パーツが細かいこともあり、ムスコもじっくり造っている。
それでもこれまでは、ぱぱっと造っていたのが、本人なりに、今回は丁寧に作りたいらしい。

遊びの中でも、子供のちょっとした成長が見えるのは、やはりうれしい。
きっとそんな中で見出したものの方が、自身の力になるのだろう。。。。と、ウチでガンプラが大手を振って作れる環境が出来たことも、うれしい父だったりするf(^_^;)。



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2010/08/29

景と観で、「景観」 3

まちは、その地形条件の上に、様々な時代のひとの営みが、積み重なっている。

「景」と捉えると、それは建物や庭が連なる街並と、その背景にある丘・林、遠くに見える山。
近くのものから、遠くのものまで一体となって構成される。
そして、朝昼晩の1日の時間や、春夏秋冬季節によっても様相が変化する。
「景」はとても多彩だ。

その「景」を、様々な価値観をもった多くの人々が、それぞれに「まちの姿」として捉える。
「観」もとても多様。”


東京都生活文化局ででまとめられた「視点」では、

自然軸・・・地形・水・緑など、自然的な要素。
空間軸・・・街路・建物・空地など、人工的な都市的要素。
生活軸・・・人の生活行為に着目した、周辺の「ありさま」の特徴や空間の成り立ち。
歴史軸・・・歴史的変化に着目し、これまでの「成り立ち」と今後の「成り行き」の視点。


「学問的」アプローチでは、ちょっと堅苦しい(^_^;)が、、、、、
いずれにしても、現状の日本の街並を、悲観しすぎず、野放ししずぎず、それぞれの街並の個性を尊重し、、、
「日本人の歴史と、私達のこれからの生活」が、より豊かに(歴史も豊かに(^_^))なるような、そんな意識と活動へ繋げたいと思う。

建築士会の課題は大きく、一歩は小さいが、、、、あわてずに(^_^)。


おわり



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2010/08/28

景と観で、「景観」 2

これは私の個人的な考え(士会は関係ないです)。


景観には「守るべき景観」「つくる景観」とがあると考える。

「守るべき」は、「歴史的街並」。
時間の積み重ねはテクニナルではどうしようもない。もちろん、逆回転も不可能。
つくれないものは、文化として残さないと維持できない。
あとは、、、、現代の「機能」や「楽しみ」を付加し「スガタを死守」しながら「生かす工夫」をほどこす。

「つくる景観」は今まさに「活動」している街並。
しかしこれは多岐にわたる。商店街や住宅街、オフィス街、、、、地域によって様々な「スガタ」がある。

よく「欧米と比べると。。。」となると、日本の街並は多くの日本人にとって、ネガティブな対象にあるようだ。
だからなのか、一般には、商店街も、歴史的街並も、イッショクタンに語られてしまう傾向にある。
しかもその思想が強くなると、全てを「わびさび」の方向へもっていかれる。日本の歴史を振り返ると、日本の文化は「わびさび」だけではないはずなのだが。。。。

地方の行政によっては、町単位でなく、市や県単位で「暗い色」の指定がある。
まことちゃんハウスが良いとは思わないが、全域で建物の色を「ヨシアシ」の二元論はいかがかと。。。。

しかも、その「暗い色」しばりの強いある地方での折衝時、「Y電器のレモンイエローが建っているのに、他では許されない理由が分からない」と伝えると、、、、、、「大きい会社ですから。。。」と耳を疑う回答が行政からあった。。。 これは本当のハナシ。


だからこそ、今一度、「守るもの」と「つくるもの」を再整理し、さらに「つくるもの」のテーマ性を明確にしたい。
商店街のデザイン、住宅街の雰囲気、オフィス街のイメージ。「つくる景観」は「大きな懐」と「丁寧なテーマ付け」が本当に重要だと思う。。。。


つづく




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2010/08/27

景と観で、「景観」 1

昨日は、建築士会の「景観部会」に参加。
神奈川県下でも「景観」について、行政や住民のみなさんに働きかけていこうという活動。
前身は、もう数年前から諸先輩建築士の方々が議論を重ねていた様子。
自身は、今年度から参加させてもらっているが、前段の資料や考察の背景には、ただただ脱帽である。
前回は、まずは今一度メンバー間での、「景観」を共通な定義付け・意識付けとして、概念の整理があった。

「景」+「観」=「景観」

これは、随分以前から建築士業界では言われていた概念。

風景や景色は「ながめそのもの」で、ここで「景」とは、街並を形作る物理的な要素。
そこに景色を見る人の価値観、ものの見方が「観」。
「景観」とは、ある価値観にもとづいて、把握された人の目・心にうつる地域の姿。

参考出典には、「「景観」とは、地域の視覚的特性-個性-であると言える」とあった。

画一的でなく「個性」と捉えるのは、とても意義深いと思う。
その歴史背景、生活背景、経済背景などなど、加味・配慮すべきことがたくさんある。



つづく


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2010/08/26

短い夏休みに思う。。。


小4ムスコの夏休みが昨日終わった。

8月末日まででない分、秋休みがある。3学期制でなく、その秋休みを挟んだ2学期制。
「ゆとり教育」の影響らしいのだが、夏休みに入る前に「通信簿」をもらって帰ってこないのは、3学期制で育った我々親には、今だに違和感が。。。。(*_*)
「ゆとり教育」とは何だったのだろうと、、、、、、よくカミサンと話になる。

自分が小中学生の頃は、受験戦争の走り頃だろう。
確かに「進学塾」など、殺伐とした雰囲気もあったし。偏差値も随分意識した。

自分は、廻りもやってるし位の感覚で、まぁまぁ位の学校には行きたいなぁと漠然に思っていたし、反面、偏差値だけで自分の全てを判断されているような雰囲気に嫌気もあった。

今思えば、我々の「親」の世代が「子供の受験」を初めて経験する世代だったのだと思う。
そうなると「偏差値」や「いい学校、いい会社」という「促し方」にならざるを えなかったと、今では感じている。小中学生では、「親世代の物言い」の影響力は、まだとても大きい。

そして、その反動で世の中が出した答えが「ゆとり教育」なのだろう。
受験競争の殺伐とした中から脱却するために、子供の学習を削減という、随分直接的な方法をとってしまったように思う。
結果、今は、カリキュラムなど修正される過程にある。


求めるべきは、とても「あいまいな部分」にあったように思う。
「どちらか」ではなく、「どちらも」必要なのではないだろうか。
競争もありつつも、互いを尊重しあえるココロのゆとりを持つ。
やはり何でも偏りすぎは如何ななものか。



短い子供の夏休みをみて、そんなことも考える、、、、、2010年の暑い夏(^_^;)。



・・・・・しっかし、もうソロソロ、もうちょっと気温が下がってもよいでしょうに(>_<)。


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2010/08/25

草食系ビジネス交流会



昨日は「草食系ビジネス交流会」を主催させてもらいました。
場所は渋谷G-style。とても居心地の良いスペースです。

信頼できる発起のメンバー3名から、各々が「信頼できる人」に声がけさせてもらい、約15名ほどお越し頂きました。お暑い中、貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!


ガツガツと刈りとる「狩猟型」でなく、じっくりと信頼関係を構築する「完全農耕型ビジネス」の方々。
その「信頼関係の意識」も近しい方に集まって頂く、という主旨の「草食系交流会」。


実際に、今後のマッチング・コラボレーションの具体的展望が見えた方々もいます。 第1回目にして、手ごたえ充分(^_^)。
また、異業種の方々とも、とても充実した情報交換ができました。


コミュニケーションに夢中で、開催中の写真を撮り忘れたりとか、修正しないといかん部分もありますが、来て下さった方々には喜んでいただけた様子。


年内にもう1回くらい、開催する予定。
またお会いできるの楽しみに、さらに新しい出会いがありますように。。。(^_^)。



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2010/08/24

「美」のパワースポット


山梨、中央道勝沼 ICにほど近い、
浅間神社
美の神、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を奉る、山梨有数のパワースポット。

先達ての夏休み、キャンプの途中で立ち寄りました。山梨のキャンプ場は我々のお気に入り。一昨年のキャンプも山梨。
そのときも、この神社にも立ち寄って、とても気分が良い場所だったので、再度訪問。
職業柄「美」を司る神様とは、懇意にしていただきたいので。。。(^_^;)

そして前回には気づかなかった、社わきの十二支の奉った場所。


自分の生まれの干支と、今年の干支に御参りすると良いらしく、家族それぞれに記念撮影。
訪れる場所の神様にはご挨拶をしていくのが、我々一家の慣わし(^_^)。なんとなく親に付き合ってる感の子供等も、ここはかなりご満悦だったようで。。。
お気に入りのキャンプ場と合わせて、また来たいねと。。。



ちなみに、そのキャンプ場は昇狭峡そばの
ビッグホーンオートキャンプ場
自然がいっぱいだけど、規模は程よくこじんまり。きれいで、ファミリーが多く子供同士がすぐ友達になれる楽しい場所。
来年もきっと・・・(^_^)。



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2010/08/23

「遊びゴコロ」のデザイン 3


こちらは、藤巻激場の2号店「緑一色(リューイソー)」。
店名をそのままに、まさに「みどり一色」(^_^)。

しかし、「同じ緑」ですまぜす、「いろいろな緑」を「いろいろな仕上げ」で構成をした。
オーナーの藤巻氏が「うちはラーメン屋ではないです、レストランです」と言われる通り、藤巻激場は非常に奥深い味わいの「麺料理」。
その「幾重にも重なる味わいの料理」をデザインで表現した。

そして「緑」のイメージを、より強くするための「竹」のモチーフ。
アクリルに光をあて、より印象的な雰囲気にしている。

「みどり一色」から、さまざまなイメージが発展する。
やはり、楽しいデザインは楽しい(^_^)。






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2010/08/22

「遊びゴコロ」のデザイン 2


写真はアイズがデザインした、アミューズメントの「トイレのピクトサイン」。
動物園のデザインではないです(^_^)。

このお店は、八王子にある「LION」という名のアミューズ。
部分改装であったため、よりお客様の印象づけを強くしようと、コンセプトは「サファリ・ゴージャス」。

改装の場合、従前の店舗の状況によって、イメージを徹底的に刷新する場合と、前のイメージを強化する場合とに分かれる。
LIONは後者。地域に愛されている店舗だからこそ、その印象のプラス・アルファを考えた。
屋号がLIONなだけに、コンセプトも「サファリ」。
そうなると、デザイナ・アイテムも「動物」やら「植物」やらになる。
床はゼブラ柄で、階段には光る「草」がデザインされている。

あんちょこだが、そのストレートさに、クライアントや店のお客様もとても楽しんでくれている。

アミューズメントだから、物販だから、家だから、「こうでないと」という、既成・既製のイメージはほどほどに。デザインする側が楽しめるものは、やっぱりお客様にも楽しんでもらえるのだ。


さて、この店にライオンは何頭いるでしょう?(^0^)。
お店で探してみてください。



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2010/08/21

「遊びゴコロ」のデザイン 1




店舗や住宅など、幅広く手掛けていると、それぞれの良い要素をアレンジし、例えば「店舗照明の手法」を「住宅のリビング」に取り入れたりする。
「その照明効果」を説明し「店舗からのノウハウ」であることを、とても興味深く聞いてくれるクライアントとの仕事は、設計者としてとても楽しい。
空間をただ照らすだけでなく、写真のような「壁面をなめるような照明効果(ウォール・ウォッシャーと言う手法)」なんかも、住宅にあっても雰囲気づくりに効果的な手法だ。

「他用途の話」を、面白がって聞くクライアントは、ご自身の趣味にも遊びゴコロが満載だったりする。そうなると、私が受ける刺激もとても多く、面白い。


今はまさに「多様化の時代」。
さまざまなクライアントと話していて、本当にそう思う。
それぞれ様々な価値観・考え方があり、それぞれに興味深い。

店舗にしても、住宅にしても、その企業、その人の「思考・嗜好」に深く立入るのが設計。
その「思考・嗜好」を、遊びゴコロをもってデザインに昇華するのが、建築デザイナーの仕事だと思う。




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2010/08/20

建築学会と「美味しんぼ」の対決

日本を代表する漫画「美味しんぼ」。
グルメの範疇をこえ、とても社会派な内容で知られている。
私もよく読んでいる。

その「美味しんぼ」の社会派な問題提言先に、「日本建築学会」が挙げられているとの記事があった。

「日本の家屋で国産材の使用率が著しく低い一因は、日本建築学会が59年に木造建築を否定したため」
そして、その提言に対し建築学会の反論意見がHPに掲載されている
。 との内容。
>>建築学会サイトの意見

その回を読んで見ると、その通りとも思えるが、なにせ1959年では、私自身は学会がこのような見解を出していたことは、全く持って認識がない。

確かに、1級建築士試験では木造については殆ど触れられず、コンクリート造・鉄骨造の内容が大勢をしめる。
木造建築士や2級建築士があるからとの見方もあるが、業界大手中心の経済構造は、当たり前のように国家資格にも大きな影響があるように見て取れる。
経済活動自体は悪いことではないのだが、偏重には疑問を感じる。

阪神淡路の震災以来、木造の耐震性能は飛躍的に伸びた。
しかし、それまでの在来木造の全てを否定できるわけではない。
震災以前との、一番大きな違いは「数値による技術的裏づけ」が確立されていたか否かではないだろうか。
だから震災直後の「木造不安論」にも、経験値でしか反論できない弱さがあったように思える。

冒頭の建築学会の意見も、「伊勢湾台風被害に対して検証を重ねた結果」、
木造よりコンクリート造となっているようだ。
時代背景もあるだろうが、木造を現代時術で発展させることよりも、経済効果の高い方向へ切り替えようとする、経済偏重にあったことは感じ取れてしまう。

繰り返すが、経済活動自体は重要なことだ。ただ「偏重」であることに、疑問を感じる。
さすがの「美味しんぼ」。良い投げかけをしてくれたと、私は思う。




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2010/08/19

暑いからこそ大事にしたい「眠り」 3


家づくりや、間取りの価値が「リビングの採光」で決まる傾向が世の中強い。
それ自体は、設計者としては当たり前のアプローチであって、それ以上の遊びゴコロをデザインし、提案したいと常に思っている。

この暑い夏ではなおさらだ。明るいだけのリビングは、日中はとても居心地の悪い空間になっているだろうし、いくら高気密・高断熱でも窓が大きければ、エアコンの消費電力もばかにならないだろう。

人間の生活には「波」がある。
それは起きているときばかりではない。休んでいるとき、寝ている時にだってリズムがある。
つきつめて考えれば、ゆっくり休める時間があるから、起きている時間が充実するのだ。


だからこそ、特に「大人の休息時間の空間」は、本当に重要な設計課題と捉えている。
寝室や、夜のリビングのイメージも大事にする家が、世の中、もっとあってもよいはずなのだが。。。

おわり




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2010/08/18

暑いからこそ大事にしたい「眠り」 2

眠りは最初の3時間で決まると言われている。その時間帯が一番眠りが深いのだ。
「眠りへの導入」は、家の機能としてとても重要だ。

そして体のメカニズムとしては「体が冷えていく過程」で眠りにはいる。
何となく「温まっている時」が眠たくなりそうだが、実際はその温まった体が「冷めていく過程」が「睡眠への導入」という研究結果がある。

そういった意味で、睡眠直前の入浴は、心身ともにリラックスするとともに、体のメカニズムとしてもより効果が高い。
そうなると寝室だけでなく、ちょっと休憩するリビングにも「夜の雰囲気」があってよい。
入浴後、リビングでのほっと一息が、コウコウと明るい蛍光灯の下では、目がすっきりさめてしまう。
ホテルの部屋ほど暗い必要も、もちろんない。程よいデザインであればいい。

つづく


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2010/08/17

暑いからこそ大事にしたい「眠り」 1



以前のブログでも触れた、設計の中でとても大事にしている、生活にある「波」。

熱中症対策でも重要なのが「休むための波」。
これだけ暑いと、日中での体力消耗は相当。家に帰ってからの「休息」が、本当に大切だ。
設計者にできることは、「ゆっくり休むための空間デザイン」。

眠りは、眠り始めの3時間で決まると言われている。
その間の睡眠が一番深く、それ以降は比較的浅い。なので、最初の3時間でいかに深く眠れるかが、体を休めせるための鍵になる。

日本の住宅事情では、全ての部屋で同じ日照条件を得るのは難しい。
だが、それも設計のしかたによっては「メリット」になる。

寝室では、「目覚め」よりもっと大事機能がある。
それが「眠り」。ぐっすり眠れるから、爽やかな目覚めがある。
だからこそ、「眠りをいざなう落ち着いた雰囲気」で寝室をデザインする。


こんな暑い夏だからこそ、休息のための空間が大事。
いくらリビングが家族団らんの空間だって、疲れきっていては、それどころではない。
だからこそ、寝室のデザインにはこだわりが必要なのだ。

つづく(「体が冷める過程」で眠くなる・・・?)





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2010/08/16

千円札の富士より




木金土だけだったが、夏休みが終わり、久方ぶりのブログ更新。
夏休みは、家族と本栖湖へキャンプ。
今年は初めて親子でカヤックにも挑戦。
家族とじっくりコミュニケーションもできたし、自然も満喫。
子供達も、良い思い出になっただろうか。

ちなみに、千円札の富士山は本栖湖からの眺め。
さすが、キレイなプロポーションだ。

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2010/08/08

暑い日の有効な対処法 3




日射対策として、ガラスをLo-eにするのも一つの有効な手段だ。
しかし、設計者として、もうすこし突っ込んで考えると、「日射対策には小さな窓」の有効性もあり得てくる。
住宅は、やみくもに「明るさ」が求められ、「無駄な開放感」の窓が多い。

要は、窓は小さくても「効果的な空け方」で豊かな空間がつくれるのだ。
それこそ今年の猛暑の中では、開放感よりも熱貫流の低さが「居心地のよさ」に直結する。

そして、もう一つのポイントが、屋根・屋上の断熱。
外壁ばかり目が行きがちだが、日射熱をもろに受けるのは最上部。この部分の断熱が、家全体の保有熱量を抑える効果が高くなる。

高性能の断熱材に加え、屋上などのウッドデッキも効果が高い。
直接、建物に熱射があたらず、適度な空気層もできる


最新技術、物理的な断熱間隙、伝統的な対応法、そしてそれらを紡ぐ豊かな発想で、暑さ対策も創造的にアプローチしたい。





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