2010/07/01

照明計画を疎かにするべからず 3 住宅編



住宅の吹抜けの壁にブラケット照明を設置した。
高くて大きな壁。
基本設計の段階から、クライアンから「何かほしいかなぁ」。とても遊びゴコロが豊かな方。「この壁でフリークライミングしよっか。。。」と愉快な提案(?)もいただいた。

白いままでは間延びしそうなスケール。
ラフスッケチの段階では、あまり明確なイメージが沸いていなかった。
ただ、タイルを貼るだとか、仕上げ材で「処理」をするありがちな手法はどうもしっくりない。

南面には、自然光をアクセントにする「小窓(写真左手)」をつけるつもりでいた。
それを「昼のデザイン」とし、西面にはブラケットを壁に取り付け「光を走らせる」、「夜のデザイン」をした。

店舗では「昼の顔」「夜の顔」というデザイン提案は基本である。客層が変わる事も勿論だが、お客が求めるものも変わるからだ。

住宅ではどうか。
昼は「明るい家族の時間」、「夜は落ち着いた家族の時間」。同じ家族・人にも、1日の「波」がある。
「波」は生活・活動のリズム。
本当は、住まいにこそ、その「波」に同調、もしくは増強する仕掛けがあるべきではないか。

自然光を取り込むことはよく言われるが、実は夜の人口光もとても重要。
1日を通し、季節を通し「楽しめる」きめ細かい空間デザインを最終的に決定するのは実は「照明」なのだ。



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